Cloud for DataDriven(C4D)
クラウドを活用して スモールスタートする「C4D OnBoard」、データレベルでの ガバナンスを確立する「C4D DataManagement」、クラウドへの移行を支援する「C4D Migration」など、野村総合研究所(NRI)の「Cloud for DataDriven (C4D)」は、データアナリティクスにおける 多面的なソリューションで お客様をご支援します。
デジタル トランスフォーメーション(DX)の 推進にあたり、全社レベルで データを活用し、自社の変革に結び付けている企業は、まだ多くありません。
データ活用においては、組織・プロセス・人材・仕組みに関する 様々な障壁を乗り越える必要があり、そのためには 自社のステージ( "データ活用" の成熟度 × "データ管理" の成熟度)に合わせて、小さな成功体験(クイック ウィン)を 積み重ねていくことが 肝要です。また、データ活用の進展に併せて、データ管理(ガバナンス や セキュリティ)の整備も重要です。
クラウドを使って データの管理・活用を成熟化
Cloud for DataDriven (C4D)の 概要
野村総合研究所(NRI)の「Cloud for DataDriven (C4D : クラウド フォー データドリブン)」は、「組織横断的な データ活用基盤を整備する "データ管理" の成熟」や「分析結果を 意思決定プロセスに組み込み アクションにつなげる(= データドリブン)"データ活用" の成熟」を目指して、お客様のステージに合わせた データアナリティクスのための ソリューションを 多面的に ご提供しています。
- C4D OnBoard : クラウドを活用した スモールスタートソリューション
- C4D DataManagement : データレベルでの ガバナンスを確立する データマネジメントソリューション
- C4D Migration : クラウドへの 移行ソリューション
- Cloud for DataDriven (C4D)における データ活用ソリューション展開シナリオ
※ C4D は、Cloud for DataDriven の略称です。
クラウドを活用して スモールスタートする
C4D OnBoard
Cloud for DataDriven (C4D)における マルチクラウド・セレクタブル・スモールスタートソリューション「C4D OnBoard」は、クラウドを活用することで、スケーラブルな データの収集・蓄積・加工システムを スモールスタートできることが特徴です。
AWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、Google Cloud の 任意の環境上に、スモールスタート かつ 容易に スケールできる セキュアなプラットフォーム型ソリューションと、短期間で効果が得られる デジタルマーケティング向けソリューションをご用意しています。自社で構築済みの環境に対して、必要な機能を アドオンすることも 可能です。
- AWS / Azure / Google Cloud を 選択可能
- 乱立するサービス群から 最適なアーキテクチャを選定
- データ活用ステージに併せて 最適なソリューションを クイックに導入可能
- 生成AIを活用した 情報分析が可能
Gemini in Lookerを活用した生成AIによる情報分析改革
これまでデータを分析し業務革新につなげるためには、コンサルタントなど高度な知識をもつ専門家に依頼する必要がありましたが、生成AIを活用することで現場のユーザがデータを直接分析、改善につなげることが可能になりつつあります。
Gemini in Lookerを活用することでAIがデータを要約し、要約結果をもとに人間がデータと自然言語で対話。データとの対話で生まれたあらたな分析視点をダッシュボードに即時反映して社内に共有することが可能です。
データレベルでの ガバナンスを確立する
C4D DataManagement
Cloud for DataDriven (C4D)の データマネジメントソリューション「C4D DataManagement」は、データ活用促進と データガバナンスを 両立させて、組織横断的な データの管理を実現します。ユーザー部門に データを開放するにあたっての セキュリティを確保し、データレベルでの ガバナンスを確立して、増加・サイロ化する データの効率的な管理を ご支援します。
データレベルの アクセス制御や、アクセス監査証跡の確保を行ったうえで、データモデルの定義や データ活用方法の共有化を進め、ユーザ部門における 組織横断的な データの積極利用を 促進します。
- 企業内に散在する データを 仮想的に集約し、一元的に アクセス制御
- データモデルを定義し、データの活用方法を共有化
- データ分析プラットフォームの「Looker」を活用
導入ソリューション・事例
クラウド化を 実現する
C4D Migration
オンプレ DWH + 専用 BI ツール に 対して
クラウド DWH(データウェアハウス)を採用する際に、現行の オンプレ DWH に紐づく 専用 BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの 移行ハードルの高さが 課題となっています。
Cloud for DataDriven (C4D)の 移行ソリューション「C4D Migration」では、「データ抽出」「大量 SQL 移植」「ユーザ I/F 変更」といった 移行の壁を軽減し、現行の BI ツールの 定型・非定型分析業務画面を モダン BI に、かつ データをクラウド DWH へ移行します。
-「クラウド DWH + Looker」への クラウド化
個人環境に実装した 研究開発結果 に 対して
「C4D Migration」では、個人環境に実装した研究開発結果を パブリッシュする際に発生する 3つの課題「耐障害性の実装」「パフォーマンスの確保」「セキュリティ対策」に対して、Google Cloud の マネージドサービスをフル活用することで、コストコンシャスな クラウド化をご支援します。
個人環境の「データプレパレーションツール + データビジュアライゼーションツール」について、Google Cloud の「Dataprep」を活用した プレパレーション処理や、Looker を活用した データの分析・可視化など、より利便性の高い環境への モダナイズを実現します。
-「Dataprep + Looker」の活用による クラウド化
NRI の プロフェッショナル

合田 理貴
マルチクラウドインテグレーション事業本部
デジタルインテグレーション推進部
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データ利活用における 社内への知見展開手法
2022年12月7日に、野村総合研究所(NRI)は「atlax Forum 2022」を開催しました。本フォーラムでは「DX 時代に注目の先進技術」をテーマに、「先進技術動向」「技術展開に向けた取り組み」「セキュリティ ガバナンス」など 切り口の異なる 各セッションで、メタバース、Web3、量子コンピュータ、プライバシーテックなどの 最新動向を、NRIの専門家が解説しました。
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