渡辺和泉

Profile

入社以来、様々な業界向けに 約70種類の オープンソースソフトウェアの導入案件・技術サポートサービス・市場動向調査を担当。その後、量子コンピューティング技術の 産業応用に向けた取り組みを推進。

現在では、量子コンピューティング技術や 数理最適化アルゴリズムを活用したソリューション「Fiboat(フィボート)」の 事業立ち上げ および 導入案件を担当。

- MCPC 量子コンピュータ推進 WG メンバー
- IBM Certified Associate Developer - Quantum Computation using Qiskit v0.2X 取得

組合せ最適化問題などを解くうえで、スーパーコンピュータを凌駕する性能を理論上持ちうるとして、世の中における量子コンピュータの期待が 年々高まっております。しかし、実用化に向けては 量子ビットの集積技術や ハードウェアにおけるノイズ低減技術など 多くの解決すべき課題があります。

その 一方で、世界各国において 国家レベルで 量子コンピュータへの投資が進められているほか、学術界・産業界双方の不断の努力により、それらの課題解決に向けた道筋が立ちつつあります。さらに、大手クラウドサービスなどから 量子コンピュータへ手軽にアクセスができるようになったことを背景に、世界中の業界リーディング企業は 来たる「量子時代」へ備えて、様々な取り組みを すでに進めています。

NRIでは、量子コンピュータの最新技術を検証・獲得しながら 最新の市場動向をウォッチしており、世の中が持つイメージや風潮に流されない 客観的な事実に基づく情報をご提供いたします。また、将来の量子コンピュータ活用を見据えたビジネスにおいては、スムーズに「量子時代」への橋渡しができるよう、量子コンピュータを模した シミュレータや 数理最適化アルゴリズム技術を活用することで、お客様をご支援いたします。


atlax Forum 2022 - セッション B-1:

ビジネスにおける量子コンピュータ活用の要点 - NRIにおける 社会課題解決に向けた 実証実験のご紹介 -

2022年12月7日に、野村総合研究所(NRI)は「atlax Forum 2022」を開催しました。本フォーラムでは「DX 時代に注目の 先進技術」をテーマに、「先進技術動向」「技術展開に向けた取り組み」「セキュリティ ガバナンス」など 切り口の異なる 各セッションで、メタバース、Web3、量子コンピュータ、プライバシーテックなどの 最新動向を、NRIの専門家が解説しました。

「Track B: 技術展開に向けた取り組み」の セッション「B-1: ビジネスにおける量子コンピュータ活用の要点 - NRIにおける 社会課題解決に向けた 実証実験のご紹介 -」では、NRI社員の 渡辺 和泉 が登壇し、NRIが取り組む 技術検証に関連した試みについて ご紹介しました。

・atlax blogs / atlax Forum 2022 開催レポート - DX 時代に注目の 先進技術 - ※ atlax blogs サイトへ

・atlax Forum 2022 - DX 時代に注目の 先進技術: メタバース、Web3、量子コンピュータ、プライバシーテックなどの最新動向を NRIが解説 - 
※フォーラム特設ページへ



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・atlax blogs / NRI 独自開発の 最適化 AI によって ビジネスを変革! 数理最適化チームの取り組みや「Fiboat」の魅力について インタビュー! - チームメンバー 渡辺 和泉、砂長谷 健、土井 健、大貫 峻平、石山 将成 の想い - ※ atlax blogs サイトへ

・atlax blogs / 量子コンピュータ分野における 東北大学との 産学共同研究について ご紹介 - 産業界から 量子コンピューティング技術の発展を促すために - ※ atlax blogs サイトへ

・NRI ナレッジ・インサイト / コラム - テクニカルエンジニアの視点 / 量子コンピューティング技術をビジネスで活用するための要点 ※NRIサイトへ



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・NRI ナレッジ・インサイト / 用語解説 / 量子コンピュータ ※NRIサイトへ


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