マネージドサービス for AWS

クラウド基盤の運営とサービス実運用をトータルサポートする クラウドプラットフォームサービス「mCanvas」や、クラウド上の 特権 ID 管理に特化した「Cloud Auditor by Access Check」など、野村総合研究所(NRI)グループは 多様な「AWS マネージドサービス」をご提供しています。

企業内共通基盤としての クラウド基盤の運営と サービス実運用を トータルサポートする 野村総合研究所(NRI)の クラウドプラットフォームサービス「mCanvas」や、クラウド上の 特権 ID アクセス管理に特化した NRIセキュアの「Cloud Auditor by Access Check」など、NRIグループは AWS(Amazon Web Services)上で、お客様の課題認識に合わせた 様々な「マネージドサービス」をご提供しています。

また、NRI は「AWS マネージドサービスプロバイダー」認定を取得しており、コンサルティング、システム開発・運用、アナリティクス、生成 AI といった 幅広い分野で、お客様の課題解決に AWS を活用し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に取り組んでいます。



NRIの クラウドプラットフォームサービス「mCanvas」

野村総合研究所(NRI)では お客様の課題認識に合わせて、お客様のクラウドサービス導入・運営に着目した「マネージドサービス」を、AWS 上でご提供しています。

企業内共通基盤としてのクラウド基盤の運営とサービス実運用をトータルサポート

  • - お客様の社内におけるクラウド共通基盤サービスの運営活動そのものを、「マネージドサービス」として代行。
  • - 共通機能やアーキテクチャレビュー等をメニュー化し、クラウドのプロフェッショナルやエキスパートが、継続的なサポートを実施。

マネージドサービス 01 - NRIのクラウドプラットフォームサービス「mCanvas」 - 企業内共通基盤としてのクラウド基盤の運営とサービス実運用をトータルサポート

※ mCanvas:NRIが提供するクラウドプラットフォームサービスのひとつ。名称は「ミッションクリティカルなシステムを、真っ白な Canvas に自由に構築できるクラウドサービス」の意。

mCanvas 提供サービス概要

  • ■ クラウド運営支援
  • - 企業内の共通基盤として クラウドサービスを運営する クラウド管理者の運営業務をご支援します。
  • - NRIの持つ クラウドサービス運営のテンプレートを基にカスタマイズして、お客様のクラウドプラットフォームをデザインします。

  • ■ クラウド環境提供
  • - 各種クラウドに、ポリシー管理や共通機能などの付加サービスを加えて、多数のクラウド利用者向けの標準クラウド環境サービスとしてご提供します。
  • - 利用者の自由度の高い「セルフ」型の環境や、高品質な運用を作りこんだ「マネージド」型の環境など、異なる目的に応じたメニューをご用意しています。

  • ■ プロフェッショナル サービス
  • -「Design for Failure」を考慮した、クラウドらしいアーキテクチャの基盤設計を、クラウドのプロフェッショナルチームがご支援します。
  • -「マネージド」型の環境をご利用される利用者には、導入時に 本サービスをご利用いただきます。

※ Design for Failure:予期せぬサービスの停止に備え、障害が発生してもサービスを継続できるようにシステムを設計する考え方。災害によるデータセンターの停止など、有事の際に どのように リカバリーできるのかといったことを あらかじめ考えて、可用性の高いシステムを設計・構築すること。

マネージドサービスの提供形態

NRIの「マネージドサービス」では、最新技術やサービス運営の知見・実績をベースに、各社ごとにテーラリング(仕立て直し・調整)した クラウドサービスの運営をご支援します。

マネージドサービス 02 - NRIのマネージドサービス概要 - 最新技術やサービス運営の知見・実績をベースに、各社ごとにテーラリングした クラウドサービスの運営をご支援 -

具体的には、サービスデスクを通じたクラウド設計アドバイザリから、独自の設計ノウハウを適用した AWS 標準クラウド環境、開発・運用を効率化できる共通インフラサービスをご提供します。

また、PoC(概念実証)などを対象とした「セルフ」提供タイプから、コンポーネントの設計を独自で行うことができる「セミマネージド」、コンポーネントの構築まで ワンストップでお任せいただける 「フルマネージド」まで、柔軟な提供形態をご用意しています。

マネージドサービス 03 - NRIのマネージドサービスの提供形態 -「セルフ」型 と「マネージド」型 の例 -

- ユースケース:マネージドサービスの提供形態 …「セルフ」型 と「マネージド」型 の例

※ PoC:Proof of Concept(概念実証)の略称で、新規プロジェクトの立ち上げ前に実施する 戦略仮説の実効性検証のこと。
※ IAM:AWS Identity and Access Management の略称で、AWS のサービスとリソースへのアクセスを安全に管理する機能。
※ VPC:Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) の略称で、仮想ネットワークで AWS リソースを起動するサービス。
※ EC2:Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) の略称で、セキュアでサイズ変更が可能なコンピューティング容量で、様々なワークロードをサポートするウェブサービス。
※ VPN:AWS Virtual Private Network (AWS VPN) の略称で、オンプレミスネットワーク、リモートオフィス、クライアントデバイス、および AWS グローバルネットワーク間に、安全な接続を確立するソリューション。

次世代クラウドサービス監視

NRIが提供する マネージドサービスでは、クラウドサービスの監視に「次世代クラウドサービスの監視機能」を利用可能です。次世代クラウドサービス監視では、下記の機能を提供しています。

  • ■ ユースケースに即した 各指標のモニタリング・可視化
  • 次世代クラウドサービス監視では、CPU 使用率などの ベーシックな監視に加え、クラウドが提供する マネージドサービスの メトリクス監視や、アプリケーションログ監視、HTTP ステータスコードの エラー率などを 統合的に監視し、お客様の ワークロードの健全性を モニタリング 可能です。また、これらの指標を 1枚の ダッシュボードへ可視化し、ワークロード状況の素早い把握を可能とします。

  • ■ アノマリーディテクション(異常検知)
  • 機械学習を用いた異常検知を モニタリングに適用し、周期性のある メトリクスの異常を検知します。単なる閾値超過による アラームでは、周期性のある メトリクスは ある時期では アラートを頻発し、ある時期では いつもと違う事象が起きても 全く アラートが出ない、ということが起こりえます。このような課題に対して アノマリーディテクションを用いると 効果的だと考えます。

  • ■ 予測値モニタリング
  • 例えば「ストレージサイズが 今後どれくらい増加するのか」という メトリクスは、これまでの メトリクスだと 実施することはできませんでした。予測値モニタリングを使用すると、機械学習を用いて「現在の増加傾向から 今後どれくらい増えていくか」の予測を行うことができます。それにより「いつ頃 拡張作業が必要か?」などの傾向をつかむことができ、運用に効果的だと考えます。



NRIグループの MSP ソリューション「Cloud Auditor」

NRIグループでは、MSP ソリューションとして、クラウド上の 特権 ID アクセス管理を実現する「Cloud Auditor by Access Check」 を提供しています。

「Cloud Auditor by Access Check」は、これまでの 特権 ID 管理製品の機能を マネージドサービスとして提供し、さらに「特権 ID の登録」と「アクセスログの モニタリング」の 統制サービスを ご利用いただけます。クラウドの サービスを利用することにより、自社で管理サーバを調達し、メンテナンスする必要がなくなります。また「アクセスログの モニタリング」は、NRIの データセンターで運用に関わる 統制業務を担ってきた IT 統制の専門家が実施します。

詳細については、NRIセキュアサイト(下記)をご覧ください。

・クラウド型 特権 ID アクセス管理ソリューション「Cloud Auditor by Access Check」 - サーバを保有することなく、低負荷・低コストでクラウド上の 特権 ID アクセス管理を実現 - ※NRIセキュアサイトへ


マネージドサービス 04 - Cloud Auditor by Access Check - NRIグループの MSP ソリューションとして クラウド上の 特権 ID アクセス管理を実現

※ MSP:Managed Service Provider(マネージドサービスプロバイダー)の略称。



導入事例(マネージドサービス)




  • 三菱鉛筆株式会社(MITSUBISHI PENCIL CO., LTD.)


    マネージドサービスを活用し、
    社内インフラをフルクラウド化

    - AWS 導入事例: 三菱鉛筆株式会社 様

    三菱鉛筆株式会社 様 は、システムの ハードウェアリプレースを きっかけに、フルクラウド化を推進しています。2018年から始まった この プロジェクトは、基幹系を構成する 4つの システムを中心とした 社内インフラを、順次 AWS へ移行していくものです。今回の プロジェクトの狙いや効果について、社内で中心的役割を担われた ITソリューションセンターの皆さまに お話を伺いました ...

    ・詳細を見る





  • ニューリジェンセキュリティ株式会社 (Nuligen Security Co., Ltd.)


    開発期間の短縮を狙って、
    マネージドサービスを活用

    - AWS 導入事例: ニューリジェンセキュリティ株式会社 様

    ~ サブシステムに QUMOA サービスの 一部を導入 ~
    ニューリジェンセキュリティ株式会社 様 は、サイバー攻撃の未然防御と検知対応を実現する クラウドセキュリティ運用支援サービス cloudscort を、パブリッククラウドを利用する企業などに提供しています。サービスの開発に当たっては、機能の一部に、NRI が提供する AWS マネージドサービスを組み込みました。その狙いと効果について、NRIの担当者を交えて お話を伺いました ...

    ・詳細を見る




関連リンク

・atlax / クラウドの取り組み / AWS (Amazon Web Services) ※カテゴリーTOPページ

・atlax / AWS (Amazon Web Services) / CCoE コンサルティング for AWS

・2023/05/15 「2023 Japan AWS Ambassadors」および「2023 Japan AWS Top Engineers」に NRI社員が選出 
- 併せて「2023 Japan AWS Jr. Champions」や「2023 Japan AWS All Certifications Engineers」も発表 -

・2022/09/28 野村総合研究所、最上位の「AWS プレミアティアサービスパートナー」に 10年連続で認定 
- コンサルティング、システム開発・運用、アナリティクスといった 幅広い分野で AWS の活用をサポート -

・2019/07/26 野村総合研究所、日本で初めて、AWS の「マネージドサービスプロバイダー(MSP)」プログラム(VCL 4.0)認定を受ける ※NRIサイトへ


  • AWS マネージドサービスプロバイダー認定

    野村総合研究所(NRI)は、AWS プレミアティア サービスパートナーです。多数の顧客エンゲージメントや 幅広い経験、顧客との フィードバックや サクセスストーリーの収集を通じて、2013年に日本で初めて認定されて以降、11年連続で AWS プレミアティア サービスパートナーに認定されています。

    また NRIは、2019年に「AWS マネージドサービスプロバイダー」認定(VCL 4.0)、2020年に「AWS Well-Architected パートナープログラム」認定を取得しており、コンサルティング、システム開発・運用、アナリティクス、生成 AI といった 幅広い分野で、お客様の課題解決に AWS を活用し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に取り組んでいます。




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